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令和2年度 定期監査結果(議会・総務関係)の公表

[2020年10月1日]

定期監査結果の公表

このことについて、地方自治法第199条第1項、第2項及び第4項の規定により実施した定期監査結果を、同条第9項の規定により、下記のとおり公表します。

なお、本監査は、甲賀広域行政組合監査基準に準拠しています。

令和2年7月21日

甲賀広域行政組合監査委員 山川 宏治
甲賀広域行政組合監査委員 山中 修平

種類

定期監査(財務監査・行政監査)

監査対象

議会・総務関係

着眼点

事務の執行が法令に適合し、正確で、最少の経費で最大の効果を挙げるようにし、その組織及び運営の合理化に努めているかを主眼として監査するものです。

監査期日

令和2年6月22日(月)

実施内容

総務課に対し資料の提出を求め、その資料を基に関係書類を審査するとともに、事務執行状況や事業管理が法令に適合し、正確で、経済的、効率的かつ効果的に実施されているかを監査しました。

監査結果

上記により監査した限りにおいて、監査の対象となった事務については、法令の適合性、事務処理の正確性、効率性、組織運営の合理化の観点から、特に指摘すべき事項は見受けられず、適正に執行されていました。また、軽微な指導事項については、その都度関係職員に対して改善を求めました。

事務の執行状況

議会・総務事務は、次長兼総務課長、総務課長補佐、総務係長、財政係長、財政係主査の5人の課員で執り行われています。次長兼総務課長は、消防部局からの出向職員であり、他に出納係主査が、議会事務及び総務係の補助に就いている状況です。
新型コロナウイルス感染症対策のため、5月末日まで、総務課においても、交代勤務、分散勤務を実施され、また、会議、研修等が中止されました。
先般、緊急事態宣言が解除され、今後は感染拡大防止と経済再生の両立が求められているところです。長丁場に備え、感染拡大を予防する新しい生活様式が提言されている中、議会・総務事務においても、柔軟性をもって、業務のあり方、新しい働き方を模索しながら、正確かつ効果的な事務執行を望みます。
その他、議会事務については、4月30日に第2回議会臨時会が開会され、第3回議会臨時会に向け、事務が進められていました。
また、総務課財政係が所掌する1件30万円以上の契約事務について監査したところ、令和元年度の実績は163件あり、うち一般競争入札が2件、指名競争入札が45件、随意契約が116件となっていました。このうち、随意契約は、基準額以下の契約である少額随契(1号)が34件、特定業者のみが受託できる特命随契(2号)が69件、シルバー人材センターとの随契(3号)が1件、緊急の必要による随契(5号)が1件、競争入札に付することが不利なものの随契(6号)が8件、不落随契(8号)が3件となっていました。
入札や契約の事務手続きは、透明性、競争性、客観性、公正性の確保が最重要となります。今後も、適正性を確保しつつ、事務事業の円滑な推進に資するよう取り組みを進めていただきたい。
最後に、本組合の総括的な役割として、現在着手の大規模整備事業となる衛生センターごみ処理施設基幹的設備改良工事について、最良の経済性、最大の効果を図りながら、地元周辺住民をはじめ、両市民への安全安心と快適な生活を維持していくとともに、工事に係る情報提供及び両市の負担軽減へ一層の取り組みを望むものです。

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