搬入ごみの展開検査を実施しています
[2025年8月18日]
甲賀広域行政組合衛生センターでは、事業系および家庭系のごみ収集車によって搬入される可燃ごみについて、内容物を広げて確認する展開検査を実施しています。
この検査は、ごみ処理施設の安全な稼働と、適正なごみ処理を確保するために行っており、処理不適物の排除を目的としています。
搬入されたごみの中に金属などの処理不適物が混入している場合、焼却設備の機械に故障を引き起こす恐れがあります。特に、リチウムイオン電池やスプレー缶など、発火の恐れがあるものや、水銀を含む製品(体温計・蛍光灯など)が混入することで、火災の発生や水銀などの有害物質による環境汚染につながる恐れがあります。
なお、産業廃棄物など、焼却処理に適さないものが搬入された場合は、持ち帰ってもらい、分別指導をしています。また、悪質と判断した場合には搬入者、排出者へ厳重注意を行います。
搬入前には、危険物や処理不適物が含まれていないかを十分にご確認いただき、分別の徹底にご協力をお願いいたします。皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
ごみ収集車で搬入された事業一般廃棄物及び家庭ごみの全てを対象として、無作為に検査を行います。
ごみ収集車が搬入したごみを広げて、中身を確認します。