甲賀広域行政組合水口消防署では、平成30年3月6日（火）、高圧ガス等を貯蔵し、取扱う施設である甲賀協同ガス株式会社において、地震により敷地内建物の一部崩壊、負傷者が多数発生した災害現場を想定し、従業員と合同で「平成29年度水口消防署消防長査閲訓練」を実施しました。

　この訓練では、初動体制の確立、情報伝達活動及び消防阻害物質への対応能力の向上、また、従業員の方の災害時の活動要領の確認に加え、消防署との連携強化を図ることができました。

　大規模災害発生時には、消防力の劣勢が懸念され、かけがえのない生命及び財産を守るためには地域住民、事業所の協力無くしては成し得ることはできず、今後も、私たちが経験した震災の記憶や教訓を伝えるためにも合同訓練を継続していきたいと考えています。

　また、本消防署では係にとらわれず、知識や技術の向上を目的に日々基礎反復訓練を実施しており、各隊は、日ごろの訓練成果を「安全・確実・迅速」のもと発揮しました。