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「熱中症」例年以上に警戒を!

[2020年6月9日]

  新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、「新しい生活様式」として、一人ひとりが感染防止の3つの基本である(1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗いや「3密(密集、密接、密閉)」を避けるなどの対策を取り入れた生活様式を実践することが求められています。

  このように、今年の夏は、これまでとは異なる生活環境下で迎えることとなりますが、一方で、例年以上に熱中症にも気をつけなければなりません。環境省・厚生労働省により発表されている「新しい生活様式における熱中症予防行動のポイント」に気をつけ、熱中症を未然に防止しましょう。

  特に、高齢者、子ども、障害者の方々は、熱中症になりやすいので十分に注意しましょう。3密(密集、密接、密閉)を避けつつ、周囲の方からも積極的な声かけをお願いします。

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントについて

1 マスクの着用について

   マスクは、飛沫の拡散予防に有効であり、「新しい生活様式」でも一人ひとりの基本的な感染対策として着用が必要です。ただし、マスクを着用していないときと比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。

  • 屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合にはマスクをはずすようにしましょう。
  • マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分・塩分補給を心がけましょう。
  • 周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。
  • 外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。 

2 エアコンの使用について

  熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルス感染症対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。

3 涼しい場所への移動について

 少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動することが、熱中症予防に有効です。

 人数制限等により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合においては、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してください。

4 日頃の健康管理について

 「新しい生活様式」では、毎朝など、定時の体温測定、健康チェックが必要です。これらは、熱中症予防にも有効です。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。日ごろからご自身の身体を知り、健康管理を充実させてください。また、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

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熱中症が疑われる症状と重症度

熱中症になった場合の対応

「脱水状態」をチェックしよう!

  脱水状態は、尿の色により自分でも簡単に確認することができます。以下の添付ファイルに、尿の色で脱水状態を判定できるカラーチャートを掲載していますので、みなさんも自宅や職場のトイレ等にカラーチャートを貼付し、自身でセルフチェックを行い、尿の色に応じた対策をとりましょう。また、のどが渇いていなくても、こまめな水分・塩分補給を心がけましょう。

 

脱水状態確認用尿カラーチャート

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